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福山市鞆の浦歴史民俗資料館
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2013年7月20日

7月13日(土) 祇園宮(現在の沼名前神社)の祭神・須佐之男命(すさのおのみこと)の神輿渡御に先立って行われる祓いの行事である“お手火”神事が行われた。
翌14日(日)には神輿は町内の決められた道順で道越町にある要害のお旅所に渡御。21日(日)沼名前神社へ還御される。そして28日(日)御神能が奉納され夏祭りが終わる。

この御神能は国重文に指定されている沼名前神社の能舞台で行われる。国宝・重文の指定を受けている能舞台は,国宝の西本願寺北舞台,国重文の西本願寺南舞台,
厳島神社の能舞台と沼名前神社の能舞台と全国でも四カ所しか指定されておらず,沼名前神社能舞台は貴重な建造物と言える。

夏祭りを飾る御神能の奉納は旧暦六月十八日に古くから行われたが始まりはいつであるかは不明である。鞆の旧家である中村家の歴代が筆録した『中村家日記』にもたびたび出てくる。
能役者は福山や広島などの地元の役者はもちろんであるが,京阪等の上方の役者が多く出演。名の知れた能太夫も数多く出演している。
この夏祭りには“市”がたち賑わっていたこともわかっている。

今年も7月28日(日)8:30~11:00 素謡・連吟・仕舞など御神能が沼名前神社能舞台で奉納される。

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2013年7月6日

お手火(おてび)神事が今年も7月13日(土)に行われます。

お手火神事は,鞆祇園宮(現 沼名前神社)の祭神・須佐之男命(すさのうのみこと)の神輿渡御に先立って境内や町内の清祓,氏子の病気厄払いとして行う祓いの行事です。
起源は不詳。神輿の棟札等から鎌倉時代には行われていたという説もあります。

午後6時一番太鼓,午後7時二番太鼓。
午後8時の三番太鼓が鳴ると宮司殿内にて火を鑽り神前手火に神火が移されます。
これを受け大石段を駆け下り,隋神門外に安置された大手火に神火が移されます。
三体の大手火は古来より定められた順番で大石段を練りながら拝殿前に安置されます。
参拝者は小手火に神火をうつし家に持ち帰り家内安全,豊穣を祈ります。
拝殿前に大手火を安置すると,神輿を境内でかつぎ回り神事は終了します。
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勇壮なお手火神事が終わると,暑い夏がやってきます。

2013年7月4日

七月七日は七夕です。

 鞆では明治の頃から七夕飾りが行われていました。
 昭和初期は特に盛んで,旧暦七月六・七日には各家々軒を連ねて七夕飾りの笹竹が林立し,あたかも七色のトンネルのようでした。
 もともとは,女子の手芸の上達を祈って行う織姫星のお祭りで,短冊に願い事はせず切り紙飾りの細工,紙縒(こより)づくり,短冊への習字などに力をいれたものでした。
 七日には,個人や共同井戸の井戸替え(井戸さらえ,井戸掃除)が行われ,水神さんへ酒を供え,そうめんを食べるならわしで,昼からは七夕飾りの笹竹を海に流しました。短冊には毛筆で「七夕様」「天の川」「織姫様」「彦星様」等が書かれました。
 今年の旧暦七月七日は,八月十三日です。

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  昭和30年頃の鞆の七夕飾りです。   『実録 鞆小学校昔話』来山千春著より

*資料館では,玄関入口に七夕飾りを飾っています。
また,短冊に願い事を書いていただくスペースも用意していますのでご自由にどうぞ。
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