只今 特別展「沼名前神社 ~福山藩ゆかりの宝物~」を開催中
沼名前神社の能舞台は、豊臣秀吉が伏見城へ設けた「移動式」の能舞台と伝えられる。
江戸時代初期、福山藩主・水野勝成が徳川秀忠に譲り受けたといわれ、その後沼名前神社に奉納され、固定化された。

この能舞台は、1953年(昭和28年)に重文に指定され、17世紀以前の能舞台は全国に4棟しかない貴重なものです。
鏡板は剥奪(はくだつ)がみられ、今回、文化財建造物保存技術協会(文健協)が、斜光ライト等による痕跡調査などを行い文化財修復を手掛ける県内の工房に依頼し、見取り図が完成しました。
今回、この原寸大見取り図を展示しています。


館内入口には、鏡板復元イメージを展示しています。

鏡板の復元は未定ですが、蘇る鏡板をみれる時が楽しみになってきました。