◇◇◇11月3日(水)は文化の日 入館料無料◇◇◇
鞆鍛冶は、港町の特性を活かして、古くからの伝統技術を受け継ぎ、また内外から新たな技術を吸収して発展をし、既に中世には見事な「鉄の光(刀剣)」が鞆鍛冶から産まれています。
今回の展覧会では、「鞆」の銘が入った短刀や脇指等5点展示しています。
そのひとつ、脇指、銘・備後鞆津薮下アサ三

専門家によると、刀の身幅が太く先がやや反っている状態から室町時代初期の作と考えられるという。そのほか「備後鞆住貞家」や「貞次」「家次」の銘の入った刀も展示中。
また、弾丸の跡のある慶長19(1614)年【大坂冬の陣】で用いられた「鉄盾」も展示。福山城に使われていた鉄板も展示中です。

特別展「鞆鍛冶~船釘・錨の日本一~」は、11月28日(日)まで開催中。月曜日休館。