特別展は終了しましたが、引続き、コーナー展「鞆幕府 将軍足利義昭」を2021年2月7日(日)まで開催中です。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で滝藤賢一さん扮する足利義昭。来年1月中旬頃「備後の国鞆に身を寄せていた将軍足利義昭」で鞆が登場するかもしれません。お楽しみに。
約11年間にわたり鞆の浦一帯に居を構え、京に帰れるよう活動。亡命政権ながら一定の権威があった義昭。
コーナー展では、足利義昭像や福山市熊野町常国寺に伝わる胴肩衣を写真パネルで紹介。
「九七桐」紋様が配された鞆城の鬼瓦、毛利氏が義昭を人的・経済的に支援するために社寺領へ一律に課した人夫料である「鞆夫」の史料を展示しています。


また、瀬戸内海の中央に位置し潮待ちという中世に繁栄していた鞆。
この時代の史料も展示し、鞆幕府が置かれた理由のひとつを紹介しています。