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福山市鞆の浦歴史民俗資料館
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2019年4月6日

「初春の令月にして 気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」から引用された「令和」
大伴旅人邸で開かれた「梅花宴」で詠まれた歌。

大伴旅人は,64歳で大宰帥(だざいのそち)となり,九州へ下向。その時,鞆の浦の「むろの木」を妻と眺め,航海の無事と大伴氏の繁栄を祈願。が,赴任してまもなく妻を亡くしています。
天平二年(七三〇)正月,「梅花宴」を開き,同十二月には大納言を兼任することとなり,海路都へ向かい,その途中鞆の浦で三首の歌を詠っています。

(1)我妹子が見し鞆の浦のむろの木は 常世にあれど見し人そなき(巻三-四四六)
(2)鞆の浦の磯のむろの木見むごとに 相見し妹は忘れえめやも(四四七)
(3)磯の上に根這ふむろの木見し人を いづらと問はばかたり告げむか(四四八)

鞆の町には大伴旅人が詠んだ三首の歌の歌碑があります。
(1)は対潮楼の下(仙酔島に渡る渡船場近く)(昭和39年に建立)
(2)は当館の前庭(平成12年建立)
(3)は医王寺境内(平成21年建立)
siryoukanmae

万葉集の中で鞆の浦を詠った歌は八首。
万葉首以外の句碑や歌碑も点在しています。
鞆の浦も桜があちこちで満開となり,散策にはいい季節となりました。
新元号「令和」ゆかりの大伴旅人の歌碑めぐりもお薦めです。

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