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2019年4月24日

ユネスコ「世界の記憶」登録記念パネル巡回展  ~朝鮮通信使に関する記録~
が2Fロビーで始まりました。
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朝鮮通信使は室町時代から江戸時代にかけて,朝鮮国が日本に派遣した外交使節団で,江戸時代には12回派遣された朝鮮通信使。
両国の平和を象徴する使節団であるとともに,学術,芸術,産業,文化など様々な分野において活発な交流を行い,両国の対等な外交関係に基づく友好関係を維持しました。
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韓国登録資料をはじめ,鞆の浦 福禅寺に伝わる福山市登録資料のパネル展示を行っています。
 

福禅寺に建立された客殿(対潮楼)が朝鮮通信使の迎賓館として使用され,現在に至っています。
鞆の浦にある朝鮮通信使ゆかりの地巡りもおススメです。
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2019年4月16日

福山市無形文化財 福山・鞆の浦「観光鯛網」が始まります。
4月28日(火),29日(月・祝)
5月3日(金・祝)~26日(日)
※4月30日(火),5月1日(水),2日(木)は開催しません。
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それに併せて,常設展の一部に「鯛網コーナー」を設けています。
1Fロビーには,鯛網のジオラマと映像でわかりやすく解説しています。
勇壮でダイナミックな一大海上絵巻の鯛網と併せてご覧ください。
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2019年4月13日

2019年4月27日(土)~5月6日(月)の期間は,すべて開館します。
また,それに伴い5月7日(火)を休館日とします。

【開館】4月27日(土)・28日(日)・29日(月)・30日(火),
5月1日(水)・2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月)

【休館】5月7日(火)

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 太子殿からの眺め

2019年4月6日

「初春の令月にして 気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」から引用された「令和」
大伴旅人邸で開かれた「梅花宴」で詠まれた歌。

大伴旅人は,64歳で大宰帥(だざいのそち)となり,九州へ下向。その時,鞆の浦の「むろの木」を妻と眺め,航海の無事と大伴氏の繁栄を祈願。が,赴任してまもなく妻を亡くしています。
天平二年(七三〇)正月,「梅花宴」を開き,同十二月には大納言を兼任することとなり,海路都へ向かい,その途中鞆の浦で三首の歌を詠っています。

(1)我妹子が見し鞆の浦のむろの木は 常世にあれど見し人そなき(巻三-四四六)
(2)鞆の浦の磯のむろの木見むごとに 相見し妹は忘れえめやも(四四七)
(3)磯の上に根這ふむろの木見し人を いづらと問はばかたり告げむか(四四八)

鞆の町には大伴旅人が詠んだ三首の歌の歌碑があります。
(1)は対潮楼の下(仙酔島に渡る渡船場近く)(昭和39年に建立)
(2)は当館の前庭(平成12年建立)
(3)は医王寺境内(平成21年建立)
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万葉集の中で鞆の浦を詠った歌は八首。
万葉首以外の句碑や歌碑も点在しています。
鞆の浦も桜があちこちで満開となり,散策にはいい季節となりました。
新元号「令和」ゆかりの大伴旅人の歌碑めぐりもお薦めです。

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